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よくあるご質問

Q&A

2018.07.30

歯科医院経営のお悩み解決

経営に関するご質問

Q1、開業して患者さんはいらしているのですが、スタッフとうまくいきません。どうすれば、自分の思うように動いてくれるでしょうか?
A1、まず、自分の治療が本当に患者さんのためになっている治療をしているのか、を再考してみる必要があります。
スタッフは院長が思っている以上に冷静に先生の行動、考え方を治療から判断しています。
単にお金を稼ぐ為だけに働いているようであれば、それなりの人材しか集まりません。いくらお金や話し合いでモチベーションを上げても、人間の本質を動かしているのは良心です。良心に反した仕事をお金の為だけにしていると、やがて心が壊れてゆきます。
しかし、自分が良心に恥じない治療をしているのであれば、辞めて貰っても仕方がないと言うスタンスで、注意しなければなりません。
糺すところは糺し、それで辞めてしまっても、必ず新しい出会いがあるものです。まず自分に間違っているところがないか振り返り、正しいと言う確信が有れば悩むことなく、個別に呼んで、言うことを聞いてくれない理由をきちんと聞き、それが、到底容認できなければ、容認できない理由と自分の治療スタンスをきちんと相手が納得するまで伝えましょう。
2回話し合いをしても相手の行動が変わらない場合は、その人との縁がないと割りきるべきでしょう。いずれ辞めてゆくか、辞めてもらうべきタイミングが訪れます。
Q2、いまひとつ歯車がかみ合っていない気がして、経営も患者さんとの関係も、治療もいまひとつスムーズにいきません。どうすればよいでしょうか?
A2、医院とは、患者さんの悪いところを治療する場所です。テナントでも病院が開業できない場所は結構あります。それは不特定多数の疾患を持った患者さんが集まる場所になるため、ビルの環境を悪くしてしまいかねないと考えるからだと思います。
つまり、患者さんを診療するだけで、何も自分や医院の管理を行わないでいると、勝手に悪いエネルギーが自然と自分の体にも、医院にも溜まってゆきます。それが病院経営というものです。それが抜けない状態だと、仮に経営的に正しいことをしていても、また診療をきちんと行って患者さんから信用される治療を行っていたとしても、物事がスムーズに行きません。「どうしてこうなるのか?」とか「こんなにやっているのに成果が出ない」といった場合はそのようなエネルギーが溜まっていると想像されます。
経営者(歯科医)の癒しの力でもそのエネルギーの溜まり具合は異なります。癒しの力が強ければ強いほど、どんどんエネルギーは溜まってゆきます。
このようなエネルギーは運動や、旅行などで発散することである程度消化できますから、多少お金がかかっても、歯科医であればそれらを発散する行動は、人生の流れをスムーズにするために絶対に必要です。
またこのような患者さんが持ち込むエネルギーはその質と量に比例するので、自分自身を管理しないで重いエネルギーを持ち込み、しばらくこなかったと思うと、またたっぷりためて医院に落としにいらっしゃるような患者さんを出来るだけ避けるようにしないと、医院の雰囲気と環境はどんどん悪くされてゆきます。
エネルギーの重い患者さんを診療する場合は当然費用も高くしないと、親切に負のエネルギーだけもらっているだけでは、自分も医院もどんどん悪い状態に陥ります。
エネルギーが重く、対価をいただけない患者さんを減らす必要と、このような負のエネルギーを取り除くための作業が、医療関係者には絶対必要です。(お払いや神頼みではありません、きちんとした方法があります)
Q3、歯科医師として将来開業に向け何を今やったらよいかわかりません?
A3、開業に受けてやっておくべきことはたくさんありますし、実際にやってみないとわからないこともたくさんあります。
ただし、自信をもって治療を行うことができる技術だけは確実に見につけておかないと、患者さんが来院してくれたとしても、将来がとても苦しくなります。歯科医としても自分の行った治療がうまく行くことが歯科医としての大前提であり、そのあとに経営の安定や自己実現があるわけで、患者さんが集まって経営がたとえ軌道に乗ったとしても、一生自分の治療に自信が持てないまま歯科医人生を終わらせること自体、よい人生とはいえません。
実際にそのような医院から転院されていらっしゃる患者さんを拝見させていただきたことがありますが、患者さんはお金も払い、体もおかしくされ、本当にどん底の状況にされています。
私の開業している医院にたまたま来院しただけで、そのような医院には相当たくさんの被害者がいらっしゃいます。私はその先生を恨まないようにと伝えますが、患者さんの気持ちは穏やかではないでしょう。そんな治療をしている先生は、たいてい自分のしたことをわかっています。大枚をはたいて治療を受け、経過観察に来るべきはずの患者さんが来なくなるわけですから当然です。
そのような人生を選択するのであれば、もっと治療技術が必要とされない歯科の分野で活躍すべきで、度合いにもよりますが患者さんの口の中を壊すようなことをすれば歯科医自身にとっても不幸でしかないと思います。
確かな技術を知って、それを相手の予算で出来るかどうかを判断してもらい、自分の気持ちに素直に治療を勧められるほうが誰しも患者さんに説得しやすいですい、心が汚れません。そうすれば歯科医としての人生にも光が差し、そこからインターネットの集患や、経営などに本腰を入れてゆけば、必ず経営は安定してきますこ。
まずは、しっかりとした技術を習得し、それを元に開業を考え、経営学の習得や、インターネット集患などを勉強するのが絶対にベストだと思います。

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