歯友會 DCGSブログ

歯科業界(自由診療・保険制度)の経営効率化を支援 歯友會DCGSブログ

歯科を取り巻く環境

Environment

2015.04.21

目標設定なくして成功なし!

勤務医からでもできる成功するた めの方法とは?

数多くの成功哲学の本に書かれているように、目標を持っていない人は絶対に成功しません。また仮に持っていたとして、それが具体的でなければ実現は不可能なものなのです。
多くの人は、自分が何をしたいのか漠然としたものはあっても、はっきりしたそしてさらに具体的な目標は持っていないのが実際です。
一般的にいって多くの人は、目標といっても
1、毎日楽しく暮らしたい。
2、外車に乗ってみたい。
3、海外旅行がしたい。

といった仮に目標があったとしても、きわめてあいまいな内容でしかありません。
歯科医としても
1、患者さんが来てれる医院になってほしい
2、売り上げがあって、生活に困らない医院経営をしたい
3、自由診療でじっくり診療がしたい

といった程度でしょう。
しかし、この程度の目標しか持っていないことが、実際に開業しても上手くいかない原因でもあるのです。
本当の目標設定とは、きわめて具体的であり、しかも期限を決める必要があります。つまり、「誰が」、「何を」、「いつまでに」、「どうやって」の全てを決めることが必要で、それを決めることによって、自分の目標が具体化し、それを達成するためにはどのような障害があり、準備が必要なのかがわかってくるわけです。
自分がどんな歯科医院を開業するのか?自由診療なのか?保険で大規模経営をするのか?それとも訪問診療をメインとするのか?
まず、自分の診療の姿勢をはっきり決めなければならないのです。
では目標設定の具体例を挙げます。
1、年内にマイクロエンドを習得し、自由診療の根管治療を取り入れ、自費治療を開始する。
2、今年10月までに、患者さん説明用ホームページをつくり、自分の治療に対する姿勢を知っていただく。
3、2000年までに自由診療が行える場所で居抜き物件を探し、開業の準備を行う。そのために400万円貯める。
4、2020年までに自由診療専門にする。

大きな目標設定でなくても小さな目標でも、このように具体化すると、いつまでに何をするかがはっきりして、順番に仕事をこなしてゆくことが出来るようになります。
そして、このような目標を達成するうちに、徐々に高い目標に向かってステップアップしてゆき、最終的には「自分の本当の歯科医としての人生の目標は何であるのか?」を理解する様になってくるわけです。
目標設定はあくまでも行動を起こすためのはじめの一歩であり、それをもとに一体自分は何をすべきなのかを考え、次々と実行してゆく様にしてゆくことが本当の成功への道へと繋がるわけです。
そして、それを何度も積み重ねて行なってゆくうちに「目標設定とその実行がやがて習慣化する」のです。
私自身このような目標設定を行ってほとんどを実際に実現してきました。具体的な目標設定はとても重要です。
また期限を決めたとしても、もし問題が起きて計画変更しなければならなくなったとしたら、それはそれで仕方がないことです。物事には時期やタイミング、そして停滞期や成長期が誰にでも必ずあります。無理をして計画通り行ったとしても必ず将来に問題が起きる可能性があるのです。
また一方で倫理に反した目標設定は立てることは好ましいことではありません。もちろん具体的な目標設定を行えば、たとえ倫理に反した目標でもほとんどのことはおおむね達成できます。しかし、将来的にマイナスの結果を生みます。これは、倫理に反した目標をたてると、周りに集まる人もそれなりの人となり、良い出会いや、良い人間関係を構築することが難しくなるからです。
このような目標設定が実際に具体的にイメージできなくても、スーパーGPコースでは、具体的に先生合わせた目標設定からお手伝いさせていただき、先生に具体化して実行していただきます。目標が見えると自分の医院や周りの環境がみるみるうちに変わってきます。成功とはそのような変化を楽しむプロセスでもあるのです。

関連する記事はこちら

PAGETOP