2016.09.17
成功する歯科医のタイプ
勤務医からでもできる成功するた めの方法とは?
歯科医師を25年以上もしていると、さまざまな先生に出会います。
アルバイトをしていたころから考えると、かなりの人数の歯科医の先生に出会いました。
そして、それらの先生の中には3つのタイプしかいないことに気がつきました。
1、努力をしないで、なんとが現状のままでやり過ごそうとするタイプ。
2、努力をしては見るものの、途中であきらめてしまうタイプ。
3、成功の結果を得るための努力をし続ける人。
世の歯科医の7割から8割は1、の何か現状のままでやり過ごそうとしている人ではないでしょうか?
今までの歯科の業界であれば、それでも十分にやっていけたと思います。しかし、保険制度がほとんど崩壊状態の今、何も努力をしないでやってゆけるほど甘くありません。
今は、これから世の中がどうなってゆくのか?そして、実際自分たちはどんなことに貢献できるのかを考えながら診療スタイルを考える必要があります。
また万人うけするスタイルで診療することも難しくなり、自分に何か「うり」が必要になってくると思います。
そして2、のようにやっては見るものの途中であきらめてしまう人も実は非常に多のです。
2、と3、に含まれる先生でも95%以上は途中であきらめてしまうか、やむをえない事情から、自分の思いえがいていた本来の方向とは異なった方向に進んでしまい、最終的には自分の思っていたこととは似ても似つかない方向に行ってしまっているのを数多く見てきました。
唯一本当に成功した歯科医となれるのが3、なのですが、実際の道のりはそう甘くありません。
成功した歯科医院経営を完成させるにはいくつものハードルがあるからです。
特に日本の場合は、保険制度に立ち向かう必要があり、いつかは保険制度ではない自由診療専門で診療を行わなければ、矛盾を抱えたままの経営形態となってしまうと思いますし、今度その傾向はますますひどくなってゆくでしょう。
私が知り合ったほとんどの先生は、自由診療への道のりでくじけた人が多かった気がします。
その一方で上手く切り抜けた先生の場合も、ほとんどが、誤った方向やねじれた構造のままお金儲けに走ったために、一見成功しているように見える人がかなりいらっしゃいます。
保険診療で成功した先生は「患者さんのために安く治療をすることは困った人を助けることになっているので大切である」とよくいいますが、安ければよいというわけではありません、内容が悪ければそれが果たして患者さんのためになっているか疑問だと思います。
実際にきちんと説明を受ければそのような治療を希望していなかった人も実際は少なくないのではないかと私は考えます。
自分がどのような歯科医になるか、自分の目標ができていない先生は、目標がないという時点で、スタートラインにもたっていません。すまり、努力するものがないということですから、成功した歯科医となることは到底無理でしょう。
よく読まれている記事
アメリカではなぜアマルガム?...
カテゴリー
治療技術習得
歯科を取り巻く環境
- 歯科医療に思うこと
- 矯正治療のこれから
- アメリカ式歯科治療
- 歯科医師の10年後はこうなる
- これから歯科医師の人生をばら色にするために!
- 歯科医師は本当に過剰?
- 歯科大学の退廃
- 勤務医からでもできる成功するた めの方法とは?
- 日本の歯科業界の根本を考える
- 日本の歯科、なぜ効率が悪い?
よくある質問
お問い合わせ
平日10:00〜19:00
講習会、ソフトウェア等や記事に
ついてのご質問お待ちしております。