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2018.06.09

悟りと真理を究めることは同じでは?

歯科医療に思うこと

物理学者も、医療人も、そしてエンジニアも、そして場合によっては政治家も、結局人間が最後に考えることは、この世の仕組みがどうなっているかを理解したいということではないでしょうか?
われわれ歯科医も日々の臨床の中で、どうしてこうなるのか?自分の思い通りにならない症例がどんなに経験を積んだ先生にもでもいくらかあるはずです。
これらは単に歯科的な治療技術だけで歯が治るとはいえないことも意味しており、その理由を知ることで「悟り」の境地にまた一歩近づくわけです。
ほとんどの歯科医が、ミクロの調整や精度の問題、咬合の与え方が解決のテクニックだを思い込んでいますが、実際はそんな単純なものではなく、「宇宙の法則」を理解しておく必要があると思います。
「宇宙の法則」は法則ですから、誰も変えることができず、一見何の法則性がないように見えていても、細かく理解したうえで分析すると「きわめてシンプル」に法則にしたがっていることに気がつきます。
そして、その法則の根源にある宇宙の仕組みは、いまだ完全に解明されていない微小なもの、そして、逆に宇宙のようなとてつもなく大きなものを理解しなければ説明がつかないと思います。
そして、本当のこの世と宇宙の仕組みを理解することが一種の「悟り」であり、その悟りに近づくことを行いやすいのもわれわれ歯科医だと思っています。
しかし、それには常に真実を求める探究心と、心や身体を病まないための精進が必要です。心と体が穏やかな状況でなければ、真理を求める余裕すらありませんから。

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