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歯科を取り巻く環境

Environment

2014.04.15

ホームページを活用する

歯科を取り巻く環境

たとえ治療技術があっても、治療を受けにいらっしやる患者さんがいなければ、その技術を発揮するチャンスもありません。
先生にどうやったら自分の望む患者さんに来ていただけるかという相談を受けることがあります。
いまやマーケッティングなしの歯科医療は相当難しくなっているといっても過言では有りません。しかし、ホームページを上手に活用すれば、自分の望む患者さんを獲得することも不可能ではありません。
ホームページを作成する際に注意する点が3つあります。
1、自分がどんな治療をスタイルで診療するのか?
硬い信頼関係で結ばれるために、自分の診療スタイルをはっきりさせる必要があるのです。
「自分は何が得意なのか?」「どんな歯科医療を目指しているのか?」といった理念や方針を載せることや、治療費、診療までのステップ(クリニカルパスと呼ばれる)などをきちんと書くことが必要になってきます。これは目標設定と重なる部分があります。すなわち歯科医としての目標がなければ患者さんの心もつかむことができません。

2、見やすく、リンクをすぐに選べる、分かりやすいトップページを作る

トップページは本で言えば、要約と、目次のようなものです。目次が見にくければ、中身を読んでくれません。自分の見たい内容が一目で分かるように作るべきです。
ホームページには流行、廃りが有るのですが、医療のようなホームページで最も重要なのはその情報です。見苦しくないつくりであれば、興味を持った患者さんはじっくりと読んでくれるはずです。

3、ホームページが自分の売りとするキーワードでトップ10内に入るようページに内容を盛り込む

ホームページは検索エンジンで調べるものです。ですから検索エンジンに引っかからないページでは、山の林の中にある看板のようなもので、誰も見てくれませんから患者さんも見てくれません。
内容を充実させ、自分で感じたこと、そして、実際に治療で意識していることなどをかいてホームページを常に更新していなければ、検索エンジンは評価してくれず、ホームページのランクを上げることが出来ません。治療に取り組んで、困ったことや解決したことはメモに取っておいて後でホームページに生かすよう心がけるべきでしょう。
良質のホームページを作成するメリットとは?
自院の良いホームページがあると以下のようなメリットがあります。
1、質の高い人材が集まりやすくなります。
今、人材を募集したとしても、良い人材であればあるほど、就職したい院内の状態を十分に確認してから応募しようと考えます。良質で院内の様子や、院長の考え方などが良く分かるホームページがある医院には質の高いのスタッフが集まるので、医院の効率はどんどん上がってきます。
ただ、その前に院長自身の人間性を磨く必要が有ります。人間性に問題があれば、どんなに良いホームページでも人材が集まっても辞めてしまうからです。
2、患者さんに前もって自分の診療について理解していただける。
自分がどんな診療をしているのか、また治療計画を立てるなど、個別の歯科医院で違った仕組みも、ホームページの載せておけば、あらかじめ理解していただいた患者さんがいらしていただけるので、治療開始までの効率が高まります。

3、あまり診たくない患者さんを診なくて良くなる

飛び込みで来たり、痛いことが動機でいらっしゃる患者さんは、いったん痛みが治まれば来院しなくなったり、キャンセルを平気でしたりします。
こういった診療をしなければならないのは院長にとっても辛いことですし、準備をするスタッフにとっても負担になります。そして、何より医院の効率を著しく下げてしまうのです。ホームページが充実していれば、来院される患者さんの意識レベルも高まり、このような意識の低い患者さんでむだな時間を取られる事も防ぐことができるのです。
コース受講の先生には当社でも、ホームページの作成をお受けいたしております。
注意点
1,ホームページは改変がしやすいブログタイプをお薦めします。
2,集患の前に患者さんを受け入れるだけの、十分にな設備の準備、診療技術の向上のための技術習得をしておく必要があります。
3,ご自身で自分の獲得したい患者さんのイメージを持ち、更新する意欲がなければ、ホームページを作成しても無駄に終わります。あらかじめご理解いただきますようお願い申し上げます。
今後当社でも、先生向けに患者さんが来院してもらえるホームページの作成業務を行う予定です。
当社で技術習得のための講習会も行っております。(実習メインの講習会です)詳しくはこちら

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