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Environment

2017.05.17

常に鼓舞されなければ人は腐る

歯科医療に思うこと

私が、自由診療の歯科医院にできるまで10年以上の年月が必要でした、今はその頃よりは恵まれているかもしれません。
私が補綴の先生の講義を聴きにいったとき、「自由診療のみになるまで15年はかかる」といっていました。
今はインターネットというツールがあるので、技術をきちんと持っていれば「5年程度でも自由診療専門」で経営できるかもしれませんし、やり方次第ではもっと早く出来ると思います。
しかし、私の場合の10年も、相当長い月日でした。常に「もうやめたい」、とか「もう無理だ」と思うこともけっこうありました。年に1回は「いったい自分は何をしているのだろう」と思いなやむことがありました。
多くの人はたとえ5年でも耐えることは難しく、「患者さんが一杯来る保険診療に戻そう」となったりすると思います。
人間は常にエネルギーを充填してもらい、自分自身を鼓舞し、奮い立たせてくれる存在がいないと、長い年月腐らないでいることは難しいのです。
このホームページは、一人でも多くの先生が、この文章を読んで、「今は苦しいけど、まだまだかんばろう」と思う気持ちを持ち続けて欲しいという願いから書いています。
今のまま、ほとんどの先生があきらめ、金額に取られない患者さんにとって正しい治療をしてくれなければ日本は衰退してしまうとも思っています。それほど歯は大切なものと認識しているのです。

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