2018.04.27
歯科医としての人生とは?
歯科医療に思うこと
人生の目的は何でしょうか?
そう問われれば、私は間違いなく「世の中の森羅万象の真実を知ること」というでしょう。
歯科治療の技術を磨き、スペシャリストとしての人生をあゆむこと自体がその目的を達成するためのひとつの最短の方法だと思っています。
治療で治らない?、どう対応したらよいか解らない?、どうしてこんな結果になるのかわからない?
これら解決すべき問題が歯科治療では山積みです。歯科治療に従事して26年以上も経った私も、いまだに不可解なことがたまにないわけではありません。
しかし、歯科医としてのスペシャリストとはそのような事象の理由と原因を探って、確実な治癒へと導いてゆくことに他なりません。
「効率的にどうお金を稼ぐか」、とか「どうすれば保険点数を多く請求することができるか?」とか「患者さんを呼び込むにはどうすればよいか?」などといった考え方をしているのでは人間として生まれ、恵まれた環境で歯科医にさせていただけたのに本当にもったいないと思います。
患者さんを診療するということはそれ自体が修行であり、勉強です。そしてその答えを探すことで自分に新たな知恵がつき、人間として真実にまた一歩近づくわけです。
目先の利益や、生活に汲々として、いかに真実に近づかないまま人生を終わってしまっている歯科医の多いことかと思います。
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