2016.01.15
大学教育の限界(目次)
歯科大学の退廃
大学教育の限界
1、悩める本当の歯科医へのメッセージ?
2、自由診療に必要な治療技術とは?
3、大学における指導力と理念の不足
4、歯科大学の現状とこれから?
今、歯科大学は、大きな変化を求められている時代です。しかしながら、実際の歯科大学の教育の中で複雑化する患者さんに対する明確な治療技術を教育できるだけの技量を持った先生が非常に少なくいのが現状です。
卒後仮にに大学に残っていても、自分に自信が持てるような技術を習得することなど到底できないのが現状なのです。
多くの歯科医の先生が信じることが出来ないと思いますが、日本の歯科は昔から比べると進歩したとは言え、アメリカのそれと比較すると、いまだに20年以上の水を分けられている事実は否定できません。
日本の歯科大学教育が遅れていることは、本当のアメリカの歯科教育現場を知っている方であれば誰も否定できないでしょう。
また、合理的な診療環境のための、ユニットの機能、設備の配置、器具の管理などが圧倒的に遅れを取っています。残念ながらこのような正しい治療環境の技術を日本に持って帰られる先生が大学にはほとんどおらず。実際には開業医にとって効率と、自由診療だけで成り立っているアメリカの一般のGPの診療形態の普及が、保険制度の崩壊が始まっている日本では現実的に絶対に必要なのです。
保険制度の改定と、歯科医の大量排出で、歯科大学は今や、単なる免許取得のための予備校と化してしまい、本来の意味での将来開業を必ずする、歯科医の実践的教育の場としての役割をなしていないのが現状ではないかと思います。
このホームページでは、このような時代に、保険制度化での生き残りのための訪問診療や、大規模経営による経営のハウツーではなく、やりがいを持った歯科医として生きてゆく方法を述べてゆきたいと思います。
全身の不調も含む、歯科医治療は自由診療といえども治療を受けていただけるだけの付加価値があります。そして、患者さんにも歯科治療の重要さを再認識していただきながら、尊敬もされ、経済的にも安定した歯科医として生きてゆくことが、本当の幸せな歯科医院経営だと私は考えています。
本当の正しい治療による自由診療は決して金儲けのためだけの手技ではありません。健康を本当の意味で取り戻すための歯科治療にはある程度の費用はかかるのはしかたがないことですし、健康や元気を手に入れることは大切な投資でもあるのです。費用が十分でなければ、きちんとした診療も、そして診療所を経営し続けることも不可能です。自信を持ってあるべき自由診療への扉を開けてださい。
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